得する街のゼミナール(通称:まちゼミ)とは

2002年に愛知県岡崎市から始まり、地域活性化を後押しする事業として、今や全国規模の広がりを見せています。

「まちゼミ」は、街の各店舗の店主が講師となり、その蓄積された専門知識やノウハウを少人数性のゼミ形式でお客様に伝える、新しいコミュニケーションの形です。「ゼミを行う店舗」・「受講するお客様」・「地域」、この3つがともに満足を得られる事業として大変注目されています。

なぜ、今本庄で「まちゼミ」なのか

商店街が日々の話題にあがることは少なくなってきました。全国の商店街が今置かれている現状に苦しんでいるように、本庄の商店街もかつての活気は失われ、姿を潜め、ひっそりと存在しているように思います。「あの商店街、昔はとても賑わっていてよかった」と、商店街は「昔の産物」のように語られる状況に心が痛みます。

大型ショッピングモールや大型スーパーマーケットが進出し、その便利さに商店街から消費者が流れていってしまったというのは、商店街衰退のある一つの要因でしょう。さらに、最近ではネット販売でモノを買う人も増えました。「24時間いつでも注文でき、すぐに届く」という便利さは今の消費者の生活スタイルには合っているのかもしれません。

 

しかし、機械的にモノを買うだけで楽しいでしょうか?

みなさん、「商店街の魅力」を忘れていませんか?

商店街の最大の魅力は、「ヒト」です。

お店のヒトは、「レジを打つだけのヒト」「商品を並べるだけのヒト」「モノを売るだけのヒト」ではありません。

知識の宝庫でもあるお店のヒトとの会話、その面白さに是非気づいて欲しいのです。

商店街の魅力に気付けば、無機質だった日々の生活がちょっぴり豊かになるに違いありません。

そこには、双方向のコミュニケーションの楽しさがあるのですから。

 

商店主の側においても、その道のプロとして切磋琢磨し、勉強を欠かさず、お客様にいかに満足してもらえるかを常に考えていって欲しいと思います。お店のファンが少しずつでも増えていけば、大型店と商売の棲みわけはしっかりできるのではないでしょうか。

この「まちゼミ」を通じて、商店主自身も、自分のお店や自分自身の魅力に改めて気づき、サービスを見直すきっかけになってくれればと願っています。

 

皆で本庄を盛り上げていきましょう。

本庄に暮らす人が、心豊かに暮らせるように。

 

 

かつての本庄の風景

今の本庄の風景(とある日の昼下がり)



本庄まちゼミロゴマークデータ

 

本庄まちゼミでは、全国で使用されているロゴマークに加え、本庄まちゼミ独自のロゴマークを作成し、使用しています。宣伝等で使用したい場合は、開催マニュアル等に記載されているロゴマークの規定範囲内において使用いただけます(規定以外の使用用途をお考えの方は、本庄まちゼミ実行委員会までお問い合わせください)。